2008年9月30日火曜日

仕事遍歴(48:山の上)

9月30日(火曜日)
 今日は台風に刺激された秋雨前線の影響で朝から雨でした。九州地方では所によって激しい雨の降った時もありますが、四国地方では全般にシトシト傾向でした。
 東京から昭和46年5月転勤により宇和島測候所に勤めることになりました。室戸岬は海抜約180メートルの山の上、東京では3Fの現業フロア、今度は43メートルの住吉山の上となりました。北に槙の山・須賀川が流れ、西に九島・宇和島湾を望み、南は松尾峠、東は南予アルプスといわれた高月山や鬼が城を見上げ、眼下には宇和島市内を見下ろす絶好の景勝地に宇和島測候所がありました(現在は平地で何もありません)。山の上に向かって歩くこと約300メートル、最初は急峻の階段を登り、後はやや登り気味のコンクリート製の道でやっと測候所に着きます。測候所敷地内には官舎(所長・技術専門官等の家)4軒がありました。小生は柿原の鉄筋コンクリート製の官舎でした。これからこの測候所での仕事が始まります。(桜54)

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