2008年9月8日月曜日

日本の苗字(14:○○屋)

9月8日(月曜日)
 「屋」と言う字は、昔から屋号として用いられています(テレビなどでも「○○屋」という屋号はかなり出てきます。)ので皆さんご存知かと思いますが、これは商売に用いられた漢字です。「○○屋」という苗字がかなりあるのには驚きました。当初は商売の屋号かなと思っていましたらそれは苗字でした。例えば、「酢」、「桶」、「網」、「粟」、「板」、「米」、「宿」、「鍋」、「油」、「計(ハカリ)」を頭に冠した苗字なのです。その数なんと約90もありますがまだまだ増えそうです。その他、家の作りなどに関するもので、「長屋」、「納屋」などがあります。
 一方、昔の国名を用いた苗字で、「越後屋」、「近江屋」、「熊野屋」、「三笠屋」などもありました。
 いろいろな漢字をそれぞれ分類してみますと、それぞれ特徴が出てきますので面白いですよ。皆さんも何かを集め、それを分類してみると良いでしょう。(桜54)

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