2008年9月5日金曜日

日本の苗字(13:寺と神)

9月5日(金曜日)
 皆さんはすでに、宇和島には「薬師寺」「薬師神」の苗字があるのはご存知とは思います。
 全国にはこの「寺」「神」の漢字が苗字に多く使われています。その数は今のところ70~80くらい分かっています。特に目を引くのは「寺」という字で、まるでお寺が近くにあるような感じがします。時にはこの苗字で「お寺」を探してお見えになることもありました。「摺出寺(ステジ)」、「座光寺(ザコウジ)」、「実相寺(ジッソウジ)」、「上坊寺(ジョウボウジ)」、「大海寺(ダイカイジ)」、「大休寺(ダイキュウジ)」、「福王寺(フクオウジ)」などはいかにも「お寺」という感じがしませんか?
 一方「神」の漢字では、「田母神(タモガミ)」、「講神(コウジン)」がわずかに「神様」らしい苗字のようです。
 寺(テラ)、神(ジン)という一字の苗字もありました。 
 苗字は調べれば調べるほどいろいろ出てきますのでやめるわけにはいきません!(桜54)

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