2016年8月8日月曜日

仕事遍歴(22:風はどうして吹くの?)

8月8日(月曜日)
 今朝も裏山からセミの鳴き声が聞こえています。
 さて今朝も少しばかり風がありますので、外に出ますと少しヒンヤリとし爽やかに感じています。
 皆さんは「どうして風が吹くの?」と考えられたことがありますか?
 <風>は空気の移動が原因なのです。<移動する>と言う言葉には色々と意味がありますが気象学では<風>として置き換えられ、1秒間に移動する距離が<風速>に値するのです。
 <風>が吹くという原因には、<気圧差>と<温度差>があります。
 気圧差、つまり高気圧と低気圧の差による空気の移動が<風>となるのです。また温度差、つまり暖かい空気と冷たい空気は、それぞれの空気の性質によって上昇(軽い)または下降する(重たい)空気となるのです。そのエリアにある上昇する空気の補いとして他所から空気が侵入してきますので、それが空気の移動(風)としてとらえられるのです。
 最大の風はやはり<台風>や<竜巻>ですね。
 また一方山頂付近からは冷気が流れてきますし、太陽が出れば空気が暖められ上昇気流が発生するのです。そういった狭い場所での空気の変化が大きくなれば、移動も大きくなり<風>として捉えられるのです。
 風の吹く原因は様々ありますので、その一つ一つが大きくなるのか消滅するかによって人間様への感覚が大きく違ってくるのです。(桜54)

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