2010年6月28日月曜日

宇和島を知る(40:遺物)

6月28日(月曜日)
 先日来、小生宅付近でガス管取替えに伴う工事で道路等を掘っていますが、写真の場所(道路)はその昔(昭和30年代)工場跡地を整地化した場所なのです。
 現在は幅2m余りの道路(生活道路)が付いていますが、その場所を掘っている最中大きなコンクリートの塊が出て掘削作業は中断しました。よく見ますとコンクリートの土台があり、その下に大きな石が埋め込んであるのです。
 昔の写真を引っ張り出して見ますと、幅2.5m×2.5mくらいのコンクリート製の煙突(高さ10m?)があったようです。その前で小生たちガキ大将10人余りが写真に納まっている姿がありました。
 小生宅付近は江戸時代海岸を埋め立てた場所で足軽長屋があったり、その後道路整備で旧宿毛街道になったり、戦後は住宅地に変化したり、また近年も田や畑の宅地化ですっかり様変わりしました。現在ではほとんどその姿を見ることはありません。
 写真の場所は昭和30年代まで化学工場(石鹸製造)があったところです。その後敷地内に道路が出来、住宅が建ち、転売があって昔の面影は全くないのです。
 ガス管工事で思わぬ昔を思い出されました。(桜54)

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