2010年6月12日土曜日

仕事遍歴(21:間もなく梅雨入り)

6月12日(土曜日)
 天気予報の中で、「間もなく梅雨入りが見込まれます」との報道がありました。
 梅雨時の天気図を見ますと、南の高気圧(太平洋気団)と西の高気圧(揚子江気団)の間に出来る収束帯が、次第に顕在化して前線を形成してくるのです。その前線帯がまず沖縄地方で雨を降らせ、次第に東に移動(拡大)し北海道を除く地域に雨を降らせる季節になるのです。また、梅雨期間における雨の降り方が昔とかなり変ってきました。
 その昔、梅雨時の雨の降り方は「シトシト」という表現を使っていました。今では「シトシト」と降る雨はほとんど無く、俄雨のような「ザーッザー」という降り方に変ってきたからです。
 また昔は、「梅雨明けは雷が鳴ってから」と教わりましたが、今では梅雨期間中でも雷が鳴ることが多いのです。
 地球温暖化の影響で、空気の流れや対流活動がかなり変ったのでしょう。梅雨末期の集中豪雨よりも、期間中の雨の降り方にはご用心を!(桜54) 

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