2010年6月3日木曜日

桜開花観測(37:土留め工事)

6月3日(木曜日)
 今日10時から市営闘牛場前に、桜標本木周辺の土留め工事をするため10人近くの人が集りました。
 山から竹を数人がかりで運び出しました。その竹を桜観測隊員が上手に割って土留めの壁にするのです。U観測員も高齢ながらお手伝いです(写真1枚目)。しかし小生は今日に限って腰痛が悪化し監督に早変わりしました。
 割った竹は杭を数十センチ間隔で打ち込んだ間に交互に挟み込み、地上高50~60cmに10段ほど組み込んだのです(工事途中で写真2枚目)。
 写真左手にはサツキが植わっているのですが、その数十cm先は切り立った高さ5mくらいの崖になっているのです。
 そのため土が流出したりまた桜観測時に不安を感じる時があるのです。さらに、その場所は足元が斜めになっていますので、花芽観測(測寸)時に安定性を欠くことが多いのです。

 比較的時間がかかっていますので、午後からもこの作業を続けるようです。小生は生憎腰痛と別の用事があって退散しました。
 さて帰る頃には、ごらんのように出来上がりました(写真3枚目)。

 午後には、標本木2の周辺にも土留め柵を設ける予定にしています。


 ちょいと目を上に上げますと、桜の葉が空を覆い隠すほど茂っています。その葉の間からは小さな花芽が顔を出し始めています。 その花芽はこの夏から晩秋にかけ栄養分を蓄えながら徐々に大きくなり、6㎜程度の大きさになる予想です。待ち遠しいですね!
 6月6日09時からこの桜標本木周辺の環境管理を行います。その時には、桜観測隊の皆さんの協力で掃除や剪定などを行う予定にしています。(桜54)

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