5月17日(日曜日)
天気図上では、低気圧が発達しながら日本海へ移動してきました。
このため、昨夜遅くから各地で南よりの風が強まっています。愛媛県伊方町では、最大風速18メートルを記録し、まるで台風並となっています。
愛媛県東予(四国中央市~新居浜市にかけた)地方では、このような気圧配置の時には「やまじ風」と言われる南よりの強風が吹きます。以前にも書きましたが、昭和62年頃だったと思いますが、台風並みの強風が吹きトラックの横転や家屋・畑作等に被害が出ました。
今日の天気図も同じような感じですので、東予地方では強い突風の吹く恐れがあります。
狭い地域で強い風の吹く地域は日本各地にあり、それぞれに地域特有の名前がついています。例えば、「やまじ風(愛媛県)」、「肱川あらし(愛媛県)」、「清川だし(山形県)」、「日高しも風(北海道)」、「広戸風(岡山県)」、「六甲おろし(兵庫県)」、「大山おろし(鳥取県)」、「まつぼり風(熊本県)」などです。突風には注意しましょう。(桜54)
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