2009年5月27日水曜日

学習してみよう(12:気象とは⑫)

5月27日(水曜日)
 日本付近は高気圧に覆われてはいますが、九州・四国南部は雲が多く所によって雨が降っています。
 さて、今回は日本付近にある上空の流れについて説明します。
 北半球では東西に流れる「偏西風」という波動があります。偏西風は日本付近を含む中緯度帯の上空にあります。皆さんは気象衛星で、「帯状となった雲の流が大きくうねりながら日本付近を通過している様子」を見たことがあるでしょう。その中では秒速100mを越えるような強風が吹いていることがあります。これを「ジェット気流」といい、地上の前線と密接に関係しているのです。
 北半球を上空から見ますと、この雲の帯が大きくうねっていますので、まるでひまわりの花のように見えるかもしれませんヨ。
 こういった上空の大きな流れは、各地域に特有の天候を作っているのです。(桜54)

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