7月10日(木曜日)
7月は全般に災害の季節です。梅雨前線の活動が各地で活発となり降水量が多くなるからです(9月の台風期に次いで多い)。
私が室戸岬に勤め始めて数ヵ月後、室戸岬山麓にあった宿舎が土砂崩壊に巻き込まれ、宿舎4棟が床下まで土砂に埋もれました。当時は、今のような「危険箇所」の指定もなくまた土地への調査もされていなかったところに家を建てたようです。
早朝山の下の宿舎から電話が入り、勤務者以外の者全員で土砂に埋もれた宿舎の応援(土砂除去作業)に駆けつけました。幸い人的・家財的な被害はありませんでしたが、家族の方はびっくりしたことでしょう。この土砂災害は、急激な降水で土砂が崩れたものと思われます。
観測もやっと憶えたばかりの出来事でした。(桜54)
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