7月9日(水曜日)
室戸岬の生活も徐々に慣れましたが、当時は仕事一筋。明けても暮れても観測のノウハウを頭の中に叩き込んでいました。その状態も3か月経てば少しずつ余裕が出始めました。同僚と休みの日には海岸で釣りをしたり、町へ(室戸岬から市街地へは8kmほど)出て買物したりと・・・。まあ少しずつ(今で思う)苦しい生活にもなれ、楽しみました。
ところで皆さん、その昔東映映画で最初に出てくる「岩に波が当たって波しぶきの出る場面」はこの室戸岬海岸にある「岩」を撮影されたと聞きましたが?その岩の存在をご存知ですか? それらしき岩は2年くらいしてようやく見つけました。室戸岬の海岸は男性的な海岸で、いつも強風が吹き、荒波が打ち寄せ、海岸の木々は風下の方になびく様は正に躍動的です。足摺岬とはまた違った感じです。
室戸岬・潮岬・足摺岬と3つの官署に勤務しましたが、それぞれ趣がありました。(桜54)
0 件のコメント:
コメントを投稿