2015年6月13日土曜日

日本の言葉(11:痛み止め)

6月13日(土曜日)
 皆さんは<イタドリ>と言う植物をご存じですか?
 山野や土手など普通に見られる多年草植物です。
 この草の由来は<痛みを取る>から始まった言葉だそうで、<痛み取り⇒イタドリ>となったという説があります。
 今でも山村では小さな擦り傷には、そのイタドリを揉んで患部に充て又は摺り込んで、<出血>や<痛み止め>として利用することがあるそうです。
 しかし近年は良い薬がありますので、そういった使い方知らないで利用する人はまず居ないでしょう。でも山野で何もない時には、このような利用方法もある事を覚えておいて下さい。
 また一方で、山菜としても利用価値があるそうです。
 小生がまだ若かりし頃には<イタンボ>などと言って、山で遊んだ時にはこの草をかじって口にしたものでした。また今でもある山村では、そういった山野の草を食する事があるそうです。(桜54)

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