午前中女房殿と墓参りに行った際、ふと南の空を見ますと、写真のように色の付いた雲を見付けました。
これは<采雲>という虹に似た現象で、上空には冷たい空気で氷晶が出来、太陽光の屈折で光が七色となって雲に反射(又は投影)する現象です。
この写真でははっきりと七色の色分けが見えないかも知れませんが、虹のように赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色となっているのです(写真をクリックし拡大するともう少しはっきりするかも知れません)。
今朝の500hPa(およそ5500m)上空を見てみますと、-18度以下の寒気が西日本上空にあります。この時期としては強いものだと思います。
いろいろな条件が重なりますと、このように目で見える現象が発現するのです。
その条件には上空の寒気、空気中の水分量、雲の種類と高さ、太陽高度、それに人間と太陽との位置関係など、いろいろあるのです。珍しい現象ですね。(桜54)
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