8月16日(土曜日)
室戸岬から東京に転勤となりました。
室戸岬では、気象観測及びレーダー観測など気象庁の仕事の一部を学びましたが、本当の基礎はまず学校に入っての研修かと思います。東京に居た時気象大学校に入って気象学、熱力学、流体力学など難しい学問を学びました。当時の仲間はそのほとんどが19歳~22歳の若者。地方の気象官署に入って直ぐの者でした。
このような研修は、今後の自分の進路を決定する重要な役割を果たしています。例えば海洋・地震・予報・会計などの職場に替わっても比較的スムースに溶け込むことが出来るからです。東京研修後の職場では、天気図の描写方法・天気図解析・予報の基礎・電気等を学びました。東京転出後他の職場では、統計・航空気象・予報・調査・高層・大気汚染・対外業務など多岐にわたる職種を経験しました。当初は大変でしたが、基礎があったので頭の切り替えが比較的楽に出来たからです。(桜54)
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