8月11日(月曜日)
先日神戸や東京で、突然の雨による小河川・下水道の増水による事故があった。
その昔(約40年前?)、「東京環8雲」と言う言葉があった。これは、「コンクリート化した環状8号線周辺で上昇気流により雲が発生し、集中的に雨が降る」と言うものでした。確かに理論的にはうなずけるものがあった。コンクリートが大量にある都市では、一度雨が降れば大量の水は土地に浸み込まず、小河川や下水に流れ一気の増水に繋がるのである。
当時、環状8号線は大きな建造物であった。だから「上昇気流の発生で雲が出来雨が降る」という考えは正論であったが、今では人が住んでいる所は全てコンクリート化している。だから昔の考えを当てはめれば、都市では水害が何処で発生しても不思議ではないのである。
何気なく過ごしている町だが、このような危険を含んでいることも知っていただきたい。(桜54)
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