2008年8月8日金曜日

気象遍歴(27:夕立の効果)

8月8日(金曜日)
 七夕様も過ぎ、これから徐々に気温が下がってくる様になりますが、まだまだ暑さは続きます。
 さて2日前(8月6日)午後急に夕立が来て気温が下がり、一瞬涼しさを覚えたのではありませんか。これは雷雲から落下する氷が徐々に解けながら雨となり、上空の冷たい空気を引き連れて地表付近まで一気に降りてくる現象なのです。このため、地面付近の気温は一気に下がるのです。時には上空の氷が解けずに落下することもあります。だから真夏でもヒョウの降ることもあります。夕立の時の気温は一気に下がりますが、湿度は大きく変わりません(低い状態が続きます)。だから一瞬涼しいのです。しかし雨がシトシト降る時は気温は低くても湿度が高いので、時には蒸し蒸しするのです。
 夏は涼を求めることは沢山あります。打ち水や木の下に入ることです。打ち水で周辺の気温を下げたり、直射日光を避けるのです。皆さんも涼を求める工夫をしてはいかがですか?(桜54)

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