2014年2月4日火曜日

仕事遍歴(5:戦争の爪跡)

2月4日(火曜日)
 今朝は、昨夜当地区での行われた節分行事の後始末に追われ、後片付けで時間を食いました。
 さて小生は和歌山県(潮岬3年)や高知県(室戸岬3年・足摺岬1年)の勤務を経験していますが、そのいずれの庁舎にも昭和20年頃に傷つけられた痕跡が残っていました。それは戦争時に傷つけられた機銃照射の跡だったのです。
 庁舎の壁面には、数発から数十発の弾痕の小さな穴が空いていました。
 当時を知る職員に聞きますと、「日本本土の兵舎や工場を射撃に来た飛行機が、行き帰り際に機銃で射撃を加えた」と言う事でした。
 太平洋に面した岬などに建つ測候所は、射撃目標物として絶好の建物だったそうです。
 今ではそういった測候所は無人化され、昔を語る人さえ居なくなりました。
 歴史的建造物は何らかの形で残し、後世に語り継ぎたいですね。(桜54)
 

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