2012年5月26日土曜日

仕事遍歴(17:ムカデの話し)

5月26日(土曜日)
 今、ラジオから<ムカデ>の話が流れて来ました。
 小生も昭和38年、気象庁室戸岬測候所に奉職してから何回となくこの<ムカデ>に悩まされたことでしょうか?
 <ムカデ>は暖帯の生物でしかも湿気を好みます。だから日本のあらゆる所の山野や海岸に多く住み着いている生物です。
 小生が室戸岬の宿舎に入る時先輩から、靴を履くときにはまず逆さまに振って中を確かめること、タオルなど干したものも必ず良く振ること、天井や戸の隙間は目張りをすること、寝る時には布団の周りに乾いた新聞紙を敷くことなどいろいろと教えていただいたのですが、小生は幸にも全くムカデの害には合わなかったのです。
 室戸岬のムカデはおよそ20cmと大きく、時には天井に張り付いたものが落ちてきたり、敷いた布団の中に入っていたり、風呂に入った後の洗濯物の中に入っていたりと危機一髪の時が何回とありました。
 噛まれれば痛いし、見るのは恐ろしいし厄介な生物です。まあ今の生活では<ムカデ>という言葉とは無縁になりましたがね・・・。(桜54)

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