2014年8月16日土曜日

日本の言葉(8:目と口)

8月16日(土曜日)
 今日は気温の割りにはかなり蒸し暑く、じっとしていても汗がにじんで来ます。また山向こうでは雷が鳴っているのか、かすかに遠雷が聞こえて来ます。
 さて日本の言葉には<目>と<口>とが、面白い様な組み合わせとなっているものがあります。
 <目>とは見るもの、<口>とはしゃべるものと相場は決まっているのですが、<目>が言葉を言いまた<口>があたかも見えるような言い方のものがあります。
 例えば「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、これは「口で話すくらいその人の目を見れば伝わる」という類(タグイ)なのです。また目配せをしたり、目の輝きを見せたりしますと、言葉に出さなくても相手に伝わるものなのです。
 日本の言葉には、ちょっとしたしぐさを読んだものが沢山ありますので、皆さんも色々な処でお聞きになった事があるでしょう。(桜54)  

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