2015年1月18日日曜日

日本の言葉(2:一字違いで・・)

1月18日(日曜日)
 今朝はやや冷え込んで霜の朝を迎えました。
 さて小生は毎朝新聞を読破するのですが、その一つに目が止まりしばし読んでいました。その内容とは・・。
 日本の言葉には、一字違いで大きな差が出ている言葉が数多くあります。今朝の新聞では、<伝える>と<伝わる>という言葉でした。
 ある結婚披露宴でのお話で、いろいろな人が宴席でお祝いの言葉を述べられたそうですが、宴席では酒も入って次第にざわざわとなってスピーチもろくに聞き取れません。
 その中の一人がすくっと立ってスピーチを始めたそうですが、意外と声が小さく静かに話されたのです。そうすると周りの人から次第にその話を聞こうと静かになり、打って変ってその祝辞を聞き始め宴席は良い場になったそうです。
 人の話はその時々によって<聞かせる言葉>と<聞く言葉>に分かれますが、人の言葉にも<伝える言葉>と<伝わる言葉>に分類されます。
 その場の雰囲気を加味すれば、静かな言い方でもじっくり聞いていただけるかも知れません。
 人間様の心理には、<場の空気を読む力>も必要かもしれませんね。(桜54)

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