2009年9月17日木曜日

仕事遍歴(68:きっかけ)

9月17日(木曜日)
 平成7年1月17日淡路島北端を震源とする直下型地震が発生し、阪神地区で6000名に余る尊い命が失われました。その教訓として新たな地震津波計が気象庁の所管として各地に設置されるようになりました。
 小生が潮岬に在職した頃、その津波計の設置に向け努力しました。潮岬が全国まれに見る<検潮所を2箇所管理している>官署なのです。しかも南海地震の震源に近いこともあって注目の的でした。
 その検潮所に設置する「巨大津波観測施設」の設置箇所選定や関係者との交渉を含めて、職員ともども駆けずりました。
 そういった箇所の管理等も含めて、測候所廃止と共に地方気象台に管理が移るのです。地方の測候所の廃止は地域住民にとって一つの情報源が失われたことになります。来年度がその期限となるようです。(桜54)

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