6月22日(日曜日)
気象庁の仕事は、「気象観測」に始まり「天気予報」に終わる。と言う見方がありますが、気象庁の仕事はかなり幅の広い業務があります。その一つに「生物季節観測」と言うものがあり、「桜の開花」、「もみじの紅葉」、「梅の開花」、「ツバメの初見」などがあります。
私は宇和島測候所で初めてこの生物季節観測(桜開花観測)を教わり、松山、潮岬、高知、京都、そして再び松山でその業務に携わりました。
当初は、各気象官署で桜の花芽の重さから開花を予測するものでしたが、気温の推移から開花を予測するものを併用し、最近ではコンピュータの発達から気象庁一括で予測式を使って全国の主な気象官署の桜開花を発表しています。
現在、私が宇和島で桜開花予測をしているのは、「花芽の長さから推測する方法」と「1月2月の気温推移及び3月の気温予測」を併用して実施しています。(桜54)
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