6月28日(土曜日)
室戸岬測候所は、四国では唯一レーダー観測をしている測候所です。
私たちもそのレーダー観測を入所から直ぐ教わりました。当時はまだ「スケッチ」といって現在のようなライブ伝送システムではありませんでしたので、レーダーが回転して描いた図をスケッチし、各ポイントを音短(モールス信号)にて高松に送信し、高松は大阪に、大阪は東京にと送信し、全国の観測所のデータを集めて一つの画像が出来上がります。それを解析をしていましたので、今のようなライブの画像ではなく予報参考資料としてのものでした。
スケッチは1日に8回(03時、06時、09時、12時、15時、18時、21時、24時)で、今のような24時間フル稼働ではありませんでした。またレーダー観測に携わった人は限られています。
現在はライブ画像として一般の方でも手軽に利用できますので、画像の意味さえ分かればかなり有効に使えるものと思います。(桜54)
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