6月18日(水曜日)
室戸岬測候所での最初に憶えることは2つあります。
まず「気象観測の方法」と「気象資料の送信」です。気象観測は皆さんご存知の、温度を測ったり雲の観測をしたりするものです。気象資料の送信は、トンツーと言ってモールス信号で行うものです。これを覚えるのに3ケ月を要しました。寝てもさめてもこの練習なので夜中にうなされて起きたこともあります。これを取得すればしめたもの。外国からの放送なども聴けるようになり、また天気図も自由に書けることが出来るからです。
そういって苦労したモールス信号は、今でも忘れることは出来ません。(桜54)
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