2008年6月26日木曜日

仕事遍歴(8)

6月26日(木曜日)
 室戸岬時代での生活は「サバイバル」な生活でした。
 雨水を溜めて飲料水とし、また風呂に使う水もありませんので3日に1度くらい(?)沸かしたと思います。もちろんタキギは山林の枯れ木を使用。山の上での(上水道のない)生活者は3世帯8名、単身者8名、それに測候所出勤者は常時10名余り。蛇口をひねるとやや色が付いていたり、時には木の葉の一部と見られるようなものも出たことがあります。大きな天水タンク(直径10メートル余りのコンクリート製タンク等)が3つあり、宿舎や庁舎の屋根から集めた水をそのタンクで貯留するのです。だからそのタンクにはいろいろな雑物が溜まり、1年に1度は清掃するのですがかなりひどい状態(木の葉やドブ、時には動物の死骸などがありました)でした。
 そういったことで現在の水道はいいですね。しかも浄水器など使う人が多いので、なお身体には抵抗体(感)が少なくなるのでしょう。抵抗力をつけましょう。(桜54)

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